赤・白・ロゼワインの色の違いって何?他の色がついたワインもある?

ワイン素人さんむけの記事

赤・白・ロゼワインは使用されるブドウの種類と製法が違う

ワインには、赤と白とロゼがありますよね。
これらは何で分類されているかと言えば、ご覧の通り“色”です。

同じワインなのに、なんで色が違うのか。
疑問に思ったことはありませんか?

赤・白・ロゼの主な違いは、原料となるブドウの品種と、作り方です。
ここをとりあえず押さえておけば、他の知識も身につけやすくなるかもしれません。

赤ワインの特徴

赤ワインには赤ワイン用のブドウが用いられます。
いわゆる“黒ブドウ”と呼ばれる品種です。

・カベルネ・ソーヴィニヨン
・メルロー
・ピノ・ノワール
・シラー
・ガメイ

まだまだありますが、有名どころの黒ブドウを挙げてみました。

そして、もう1つ色を決定づける要素が作り方でしたよね。

赤ワインは、以下のような工程で作られます。

1.収穫したブドウの茎を除去する
2.ブドウを皮や種ごと発酵させる
3.発酵したブドウを圧搾して水分のみを絞り出す
4.その水分を樽やタンクに入れて熟成させる
5.澱(カス)を取り除きろ過する
6.瓶詰め

赤ワインの色を決定づけているのは、2番目の作業ですね。

黒ブドウを皮や種と一緒に発酵させるので、ワインとなる液体に皮などの色がついて赤く染まるわけです。

白ワインの特徴

白ワインの原料となるのは、ほとんどが“白ブドウ”です。

・シャルドネ
・ソーヴィニヨン・ブラン
・リースリング
・ピノ・グリ
・セミヨン

以上が主な品種。
作り方も紹介しますね。

1.収穫したブドウの茎を除去する
2.ブドウを圧搾して皮や種を除去し水分を絞り出す
3.絞り出した水分を発酵させる
4.発酵後、樽やタンクに入れて熟成させる
5.澱(カス)を取り除きろ過する
6.瓶詰め

赤ワインとの違いはわかりましたか?
白ワインは発酵させる前に圧搾作業を行って、皮や種を取り除いてしまうんです。

これによって皮などの色はもちろん、渋みなども取り除くことができるので、スッキリとした白ワインに仕上がるわけですね。

ロゼの特徴

ロゼワインの特徴は、美しいピンク色。
ピンクブドウと呼ばれるような品種はありません。

使われるのは、黒ブドウと白ブドウです。
どちらかのみを使う方法もあれば、両方を使う方法もありますよ。

・セニエ法
・直接圧搾法
・混醸法

ロゼを作る方法はこの3つですね。

「セニエ法」は、黒ブドウを原料とします。
作り方も基本的に赤ワインと同じですが、皮や種を取り除く作業を赤ワインよりも早めに行います。

赤色になる前に取り出して、ピンク色のワインに仕上げてしまうわけです。

「直接圧搾法」も黒ブドウを使います。
ただ、製法は白ワインと同じ。

最初に皮などを除去しますが、最初の圧搾の段階で黒ブドウの皮の色が滲み出るので、ピンク色になるわけです。

「混醸法」は、黒ブドウと白ブドウの両方を一緒に発酵させる方法で、黒ブドウの色が白ブドウで薄められてピンク色になります。

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スティルワインは赤・白・ロゼの3種類が基本です。
これ以外のものは、特に日本人にはまだ馴染みがありません。

でも馴染みがないだけで、存在はしています。

定義はとても曖昧ではありますが、この3つの色以外で呼ばれることがあるワインを紹介していきますね。

オレンジワイン

画像引用元:http://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/skin_contact/

「オレンジワイン」は、白ワインの仲間です。
用いられるのは白ブドウ。
ただし、製法は赤ワインと近いものになっています。

つまり、皮や種を一緒に発酵させて作るんです。

これによって皮や種の色が移るだけではなく、皮などに含まれる渋みや苦みなども持ったワインが出来上がります。

黄色ワイン

画像引用元:https://www.enoteca.co.jp/article/archives/4463/

白ワインも黄色く見えるといえば見えますが、それよりもハッキリとイエローの輝きを放っているのが「黄色ワイン」です。

黄色ワインと言うと、普通はフランスの「ヴァン・ジョーヌ」のことを指します。
ジュラ地方で作られている白ワインで、非常に強い香りを醸し出しているのが特徴ですね。

樽熟成の工程で、特殊な酵母菌で覆われるような状態を作り出し、独特の色合いと香りが出るように熟成され出来上がります。

灰色ワイン

画像引用元:https://ameblo.jp/karin0321/entry-12361639925.html

グリワインとも表現されることのある「灰色ワイン」。
グリブドウと呼ばれるタイプの品種を使って生産されるワインです。

ワインそのものが灰色をしているわけではありません。
ブドウそのものの皮が灰色っぽい色を持っているので、「灰色ワイン」と呼ばれています。

日本の白ワインの原料として有名な甲州ですが、これがまさにグリブドウです。

緑ワイン

画像引用元:https://www.enoteca.co.jp/article/archives/3308/

ポルトガル産のワインに「ヴィーニョ・ヴェルデ」がありますが、これがいわゆる「緑ワイン」。

アルコール度数は10度以下のものが多く、若干発泡性があって、女性でも飲みやすいワインに仕上がっています。

ヴィーニョ・ヴェルデは直訳すると、まさに“緑のワイン”。
緑というのは、若々しさを表す言葉でもあります。

このワインはまだ熟す前の酸味が残る白ブドウから作られているので、このような名で呼ばれているわけですね。

ですので緑色をしているかと言われたら少し微妙なところですが、それでも若い白ブドウから作られることで、若干緑がかって見えることもあります。

ブルーワイン

画像引用元:https://ganref.jp/m/to_nagaseu/portfolios/photo_detail/1ffb0d0b012f9ab201c64e469935fdb3

「ブルーワイン」は、本当に青いです。
真っ青です。

これは最近できてワイン業界では話題となったものなのですが、若いクリエイターが作ったものだそうですよ。

黒と白のブドウが使われており、作り方は基本的に普通のワインと変わりません。

違うのは色素(ブドウの皮)や着色料(インディゴ)を加えて美しい青色を表現しているところですね。

インスタ映えという言葉がありますが、まさにそのためのワインと言ってもいいかもしれません。

僕たち夫婦が実際に色つきワインを飲んだ感想

僕たち夫婦は、週末に品評会と称して、ワインを飲んでああだこうだ言い合う会を開催しています。

ワイン好きの友人知人を招待して行うこともありますが、先日紹介した「ブルーワイン」を取り寄せて飲んでみたので、その感想を述べたいと思います。

【僕】
夫

甘い。
風味は甘口の白ワイン。
ただ、それよりも甘いというのが率直な感想。
ジュースに近い感覚。
ワイン好きには物足りないかもしれない。
酸味はあるけど弱め。
キリッとしているというよりも、サッパリという表現の方が近いかも。
ワイン初心者の入り口としては面白い商品かな。

【妻】
妻

私は甘口ワインが好きだから、とてもおいしいです。
サラッとしているので飲みやすいし、でも白ワインのスッキリとした味わいも感じられるので、女性は見た目だけではなく味でもハマりそうな気がします。

ワイン好きには邪道に感じるであろうブルーワインですが、多くの人が興味を持つためのアイテムと考えれば、意義があるのかなと感じます。